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建設業界で一人親方として20年以上働いてきた経験から、福島県における建設業界の変化と、これからの展望についてお伝えしたいと思います。
私が一人親方として歩み始めた頃は、元請けからの直接発注が一般的でした。しかし、現在は重層下請構造が一般化し、現場での役割や責任の所在が複雑化しています。
特に福島県では、震災以降、除染作業や復興工事の需要が続いており、建設業界全体の構造も大きく変化しました。一方で、職人の高齢化や後継者不足という課題も深刻化しています。
現在の建設現場では、ICT技術の導入が進み、ドローンによる測量や3D施工管理など、新しい技術への対応も求められるようになってきました。これまでの経験や技能に加えて、デジタルスキルの習得も必要不可欠となっています。
また、一人親方として直面している課題として、社会保険や労災保険の問題があります。国土交通省も一人親方の処遇改善に向けた取り組みを進めていますが、まだまだ課題は山積みです。
今後の展望として、以下の3点が重要だと考えています。
1. 技能伝承とデジタル化の両立
2. 適正な工事単価の確保
3. 若手育成のための環境整備
特に福島県では、いわき市や郡山市などの都市部での再開発事業が活発化しており、新たな仕事の機会も生まれています。こうした変化に対応しながら、伝統的な技能を守り、次世代へ継承していくことが求められています。
建設業界は今、大きな転換期を迎えています。一人親方として、これまでの経験を活かしながら、新しい時代の要請にも柔軟に対応していくことが必要だと実感しています。
福島県の建設業界は、まだまだ可能性に満ちています。技術革新と伝統技能の調和を図りながら、持続可能な産業として発展していけることを願っています。
一人親方として生きる道を選んだからこそ見える景色があります。これからも現場で培った技術と経験を活かし、建設業界の発展に貢献していきたいと考えています。
ご希望のエリア、金額等をフォームから入力して申し込みしてください。当団体と契約のある全国の企業様からご連絡がいきます。もちろん無料です。
名称
北日本労災一人親方部会
理事長
中村 翔
認可
厚生労働大臣青森労働局承認
厚生労働大臣福島労働局承認
加入員資格
北海道・青森県・岩手県・秋田県・福島県・山形県・新潟県・宮城県にお住まいの建設工事に従事する一人親方とその家族従事者
所在地
〒038-3163 青森県つがる市木造字中館湯浅44
≪札幌支部≫
〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西16丁目1番地323 春野ビル3F
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≪福島支部≫
〒965-0878 福島県会津若松市中町1-9
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〒 980-0014 宮城県仙台市青葉区 本町一丁目5番28号 カーニープレイス仙台駅前通603号室
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