今回は、一人親方部会グループが独自に調査会社を使って一人親方の結婚事情について調査を行った結果をお伝えしていきたいと思います。

意外な面白い結果が出て、ちょっと驚いてます。是非、最後までお付き合いください。

最初に言っておきます。今回の話は結婚することは良いことですよ？とか結婚しない方が良いですよ？とかそういう話ではまったくなくて、さらに建設業の一人親方さんに限った話でもないと思います。

個人事業として独立されてる方など幅広い方に参考にしていただける情報ではないかと思います。

【質問1】

早速なんですけど、ズバリ一人親方の既婚率は何パーセントだと思いますか？

結婚している約６割、独身４割、半数以上が結婚している。

既婚率が極端に少ないということはなく、平均的な結果となりました。

【質問2】

既婚者のうち結婚したのは一人親方として独立する前ですか？独立した後ですか？」

7割近くの方が『独立する前』と回答しているんです。

ということは家族を養いながら独立した方が多いってことです。

独立したらすべて自分持ちで社会保障も薄くなるし、安定した固定給もなくなっちゃうわけですから、覚悟がすごいなと思います。

一方で独立するのって当然勇気のいることなので、経験値や資金力、人脈などが整った段階で独立する人のほうが多いと思います。早くて２０代後半から３０代後半くらいで独立する方が多いイメージを持ちます。

だから年齢を考えると独立前に結婚した人の割合が多いのもなんとなくイメージできるかなと思います。

ただ、建設業の場合、元々サラリーマンから一人親方になる人より、１０代・２０代の若いころからいきなり一人親方で働く人のほうが割合多いんじゃないですか？！どうなんでしょうか？

次は皆さん気になるところだと思います！

結婚して良かったな〜って思うことは？ということで、

まあ、せっかく人生のパートナーを見つけたんですから、、、結婚して良かった、幸せだな〜って思えるのが一番良いことですよね？！

詳しく聞いてみました！
■一人親方が結婚して良かったこととは
・仕事に専念出来る（40代／男性／京都府）

⇒家事をやってくれるだけでどれだけ楽か
・お金の管理を任せられる（50代／男性／北海道）

⇒これは人によりますけど、資金繰りが苦手な方だったら助かるかもしれないし、安心できます。逆にお金の管理をされたくない人もいますから。
・不安定な職種であるが、大変な時は精神的にも支えてくれる（50代／男性／福岡県）

⇒これは一番結婚して良かったって思える瞬間じゃないですね。辛いときの心の支えってお金に代え難い価値をもってると思います。
・帳簿などを手伝ってもらってます（60代／男性／宮城県）

⇒夫婦で役割分担ですね、手に職をで現場で汗を流すご主人と経営を陰で支える経理部長の奥様が力を併せて事業を営む。これは本当に素晴らしいことです。

全てを一人でこなさなくてはいけない一人親方だからこそ、結婚することで仕事に専念できたり、精神的にも支えてくれたりとメンタル面で助かっていると感じている方が多いようです。

また、お金の管理や帳簿など、業務を手伝ってもらっている方も多くて、公私ともにパートナーとしてサポートしてもらっている方もいることが分かりました。

【質問3】

現在、独身の人に聞きました！ズバリ、結婚願望ありますか？これはどうですか？何割？

皆さん、この数字をみてどう思います？結構、結婚願望ある？って見方もできるし、

一方で、半数が結婚を考えてない事実もあるわけです！！

これは、一人親方に限った話しではなくて、残念ながら今の日本の状況なのかもしれないです。

日本で生活するうえで、結婚して子供を産んで家庭を作るというイメージができない人が増えたんでしょうね。

今は独身だけどこれから結婚を考えている人たちの理想の結婚相手とはどのような人なのか？

■一人親方にとって理想的な結婚相手とはということで、実際の声を聞いてみました！

・支えてくれる人（30代／男性／熊本県）

⇒ざっくりしてますけどこれが一番でしょう。実際の既婚者の声でもあったように、再三になりますが、辛いときの心の支えってお金に代え難い価値をもってます！間違いないです！

・家庭の事をしっかりしてくれる方（40代／男性／大阪府）

⇒これも既婚者の声でもありますね？家事をやってくれたら安心して仕事に集中できます！
・個人として収入が安定している方（50代／男性／兵庫県）

⇒これはちょっと複雑です。個人事業主の場合、毎月の収入ってなかなか安定しないです。厳しい月でも奥さんがしっかり固定給もらえる職についているとすごく助かります。
勘違いされないようにフォローします。世の女性陣、最初から奥さんの収入に頼ってるわけじゃないですから。
・収入に対する懸念があまりない方（50代／男性／東京都）

⇒どうしても気にしちゃいますね。頑張ってもなかなか安定しないんですよ。
【不安定な職種であるが、大変な時は精神的にも支えてくれる】という既婚者の声もありましたよね。大丈夫です。相手のことを大切にできれば、苦しい時は必ず助けてくれます。そう信じましょう！

こう見てくると、やっぱり収入面に対してこだわりを持っている方が多く、安定した給与ではない一人親方だからこそ、そこを受け入れてくれる方を望んでいるようです。

また、家庭をしっかり支えてくれる結婚相手を求めていることがわかりました。

まとめ

次回は、ここから更に深堀りをしていきます。

結婚相手を見つけるために、出会いが必要です。

一人親方は本当に他の職業に比べて出会いは少ないのか？

そして、実際にどんな手段で出会いを求めているのか？ということを

お伝えしていこうかなと思ってます。

YouTube→建設業一人親方様の７割近くの方が独立前に結婚をしている！？

投稿者プロフィール

北日本労災一人親方部会

北日本労災一人親方部会　理事長　中村　翔　～一人親方労災保険コンサルタント～

1987年（昭和62年）千葉県流山市生まれ。幼少期から高校生までは特に体を動かすことが好きで活発に過ごす。
社会人となり某大手サービス業に入社し2015年　大手サービス業を退職。
2020年に建設業一人親方様の特別加入労災団体、北日本労災一人親方部会設立。北海道、青森、岩手、秋田、宮城、福島、山形、新潟県で活動中。
小さい頃からじっとしてられない性格で、今でもなおらない。興味がすごいあるものにはどんどん追及していく癖あり。
現在は、ITに特化した大学に通い、北日本労災一人親方部会の理事を並行して動いてます。

【団体概要と運営方針】北日本労災一人親方部会(一人親方部会グループ)は、厚生労働大臣・青森労働局から特別加入団体として承認されております。建設業一人親方の労災保険の加入手続きや労災事故対応を主な業務として運営され、建設業に従事する一人親方様向けに有益な情報配信を随時行っております。

【北日本労災の特徴】一人親方様が当団体で労災保険にご加入いただくことで、会員専用建設国保、会員優待サービス(一人親方部会クラブオフ)のご利用をはじめ、万が一の事故対応やきめ細やかなアフターフォローができるよう専用アプリを提供しております。

【団体メッセージ】手に職を武器に働く一人親方様のために、北日本労災一人親方部会は少しでもお役にたてるよう日々変化し精進してまいります。建設業界の益々のご発展をお祈り申し上げます。

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